こんにちは。上田哲也 (@English09040) です。
僕はこれまで Grammar in Use を、短期間で実践的な英語力をつけるためのマストな1冊として、多くの方々にお勧めしてきました。
・いきなり Grammar in Use は少しハードルが高い…
・もっと Grammar in Use を深く理解したい!
・本当に Grammar in Use だけで大丈夫?
ですがその一方で、このような声もたくさん聞いてきました。
ということで今回は Grammar in Use の効果を最大限発揮するために、ぜひ併せて読んでいただきたい英文法のテキスト3冊をご紹介いたします。
目次
Grammar in Use とは…??
まず本題に入る前に、少しだけ Grammar in Use について簡単にご紹介します。
Grammar in Use とは世界的ベストセラーである英文法のテキストです。
ひとことで言うと「短期間で実践的な英語力をつけるために必ず取り組むべき1冊」だと思っていただけたら大丈夫です。
詳しくはこちらで解説しています!
【1冊で完璧】短期間で「実践で使える英文法」をマスターできる文法書
2種類あるけど一体何が違うんだろう?
Grammar in Use は種類がたくさんありますが、基本的にはこれからご紹介する「初級編」と「中級編」があると思っていただければ大丈夫です。
アメリカ英語・イギリス英語、また第何版かによってデザインが異なるため、Grammar in Use の全種類の解説はこちらをご覧ください!
【2022年版】Grammar in Use の使い方を徹底解説(効果的な勉強方法・種類と選び方)
Basic Grammar in Use (初級編)
英文法を基礎からしっかりと身につけ、シンプルな英語を話せるようになりたい方は、まずこちらの Basic Grammar in Use (初級編) に取り組んでください。
Grammar in Use (中級編)
もう英文法の基本は抑えていて、海外でも通用する実践的な英語力をつけたい方は、こちらの Grammar in Use Intermediate (中級編) を1冊こなせば大丈夫です。
【Grammar in Use を3ヶ月で徹底的にマスターする講座】を定期的に開講しています。コース概要は下記のページからご確認ください!
【講座概要】英文法 x コーチング
ここからは、Grammar in Use の効果を最大限発揮するためのテキスト3冊をご紹介していきます!
【おすすめ①】世界一わかりやすい英文法の授業
「世界一わかりやすい英文法の授業」は、初めて英文法を学ぶ人から、上級者まで読んでおいた方が良い入門書です。
ただ一方で、初心者には少し難しい内容も含まれているので、難しいと感じる部分は読み飛ばしても大丈夫です。
「丸暗記からの解放」というコンセプトで、英文法の本質部分がシンプルに解説されているのが特徴で、Grammar in Use に取り組む前に一読しておくと、Grammar in Use の内容がより納得感を持って理解できます。
この本はとにかくシンプルさを重視し、英文法の核心を重点的に解説しているので、従来の文法書よりもすっきりとしたボリュームになっています。またイラストがたくさん使われていて、文字の量も多すぎないので、最初から最後まで十分に読み通すことができます。
まずはこの本を最初から最後まで読むことをオススメします!
「世界一わかりやすい英文法の授業」で英文法の全体像を掴んでから、Grammar in Use でしっかり網羅的に英文法を学んでいくという順番で学ぶことをお勧めします。
・シンプルに英文法の核心を解説したテキスト
・丸暗記をしなくて良いわかりやすい解説
・イラストも多く一気に読み通せるボリューム
【おすすめ②】総合英語 FACTBOOK これからの英文法
次にご紹介するのは「総合英語 FACTBOOK これからの英文法」です。
ちなみに、間も無く改訂版が発売されるようなので、そちらも要チェックです!(コラムや解説が追記され、索引もさらに充実するようです!)
FACTBOOKは「話すための英文法」をコンセプトに書かれた参考書です。
学習者の「なぜ」に答えることで、学習者に丸暗記をさせないという意味では、先ほどご紹介した「世界一わかりやすい英文法の授業」とも似たコンセプトと言えます。
「世界一わかりやすい英文法の授業」と何がちがうの?
とはいえ、FACTBOOK はかなり分厚く情報量も多くなっており、「世界一わかりやすい英文法の授業」よりかなり網羅的な内容になってします。
そのため、Grammar in Use に取り組みながら、学んだ文法事項を適宜 FACTBOOK で辞書のように調べる使い方がおすすめです。
ちなみに、この FACTBOOK はあの有名な「一億人の英文法」と同じ著者によるテキストです。
もう「一億人の英文法」を持っているから、そっちでもいいのかな?
基本的には「FACTBOOK」も「一億人の英文法」も内容は大きく変わないので、既に「一億人の英文法」持っていたらそちらでも十分かと思います。
ただ個人的には学校英語に寄せた「FACTBOOK」の方が馴染みがある文法用語や言葉遣いで書かれているので、読みやすいと感じました。
・「話すための英文法」をコンセプトとしたテキスト
・学習者の「なぜ」に答えるわかりやすい解説
・通読するにはボリュームあがあるので辞書的に使うのがおすすめ
・一億人の英文法でも代用可能
【おすすめ③】ロイヤル英文法
最後にご紹介するのは「ロイヤル英文法」です。
こちらは、これまでご紹介してきた2冊と比べて、びっしり文字が詰まった文法書となっており、どちらかと言うと上級者向けのテキストです。英文法をとことん詳しく勉強したい人はこの「ロイヤル英文法」にチャレンジしてみてください。
ざっくり英検1級やTOEIC900後半くらい目指すレベルの人向けです!
こちらも「総合英語 FACTBOOK これからの英文法」と同様に、基本的には通読するのではなく、辞書的に手元に置いておくのがおすすめです。
こんな分厚い中から文法項目を探すのは大変そう…
「ロイヤル英文法」は書籍で手元に置いておくのもありですが、個人的にはアプリやKindle版も併用することをおすすめします。書籍のロイヤル英文法よりも、ずっと簡単に検索することができるのでかなり便利です。
・かなりボリュームのある上級者向けの詳しい文法書
・分厚いのであくまで辞書として使うのがおすすめ
・電子版だと検索が圧倒的にしやすい
まとめ
ということで、ここまで Grammar in Use の効果を最大限発揮するために読むべきテキスト3選をご紹介してきました。
もちろん Grammar in Use だけでも、十分な英語力がつくことは間違いないのですが、より深く英文法を理解して実践的な英語力をつけたい方は、ぜひ Grammar in Use と並行してこれらのテキストにも取り組むことをおすすめします。