TOEICで満点を取るコツ15選!パート別徹底解説

公開日:2022.10.02
英語学習ロードマップ

こんにちは。上田哲也 (@English09040) です。

本日は、TOEICで満点をとるためのテクニックを、パート別に徹底解説していきたいと思います。

実はTOEICで満点を取得したのが5年前で、それからしばらくTOEICを離れていたので、今回の記事を書こうか少し迷っていたのですが…こないだの2022年9月のTOEICで無事990点満点を取れたので、今回こちらの記事を書くことにしました。

今回の記事では、TOEICのパート別に満点を取るためのコツを詳しく解説していきますので、TOEICでハイスコアを目指す方は、ぜひご参考になさってください。

まずTOEIC全体のコツについてお話しします。

コツ1. 最適な時間配分を見極める

まずは、TOEIC の各パートの時間配分です。

何だ時間配分なんて知ってるよ…

きっとTOEICでハイスコアを狙う皆さんであれば、既に時間配分を意識していることと思いますが、大事なことなので改めてお話ししたいと思います。

TOEIC満点を目指すにあたって、ご自身のパフォーマンスが最大限発揮できる時間配分を見つけることが重要です。

ちなみに、一般的に勧められている時間配分はこんな感じかと思います。

Part5:10分

Part6:10分

Part7:55分

ただ僕の場合は、Part6は5分くらいで終わることが多く、Part7は正解率を重視すると50〜55分くらいかかるので、TOEICの模試ではこれくらいの時間がかかることが多いです。

Part5:10分

Part6:5分

Part7:50〜55分

見直し:5〜10分

ただ試験本番では緊張して時間が余りませんが…

TOEICは「時間配分を意識したら速く解ける」というものではありません。

この時間配分は、必要以上に時間をかけすぎないための目安として考えておきましょう。

TOEICの200問の中には、とても難しい問題がいくつか含まれています。なので、そのような問題に足止めされて他の問題が解けなくなることがないよう、自分にとって最適な時間配分を活用してみてください。

コツ2. 見直しのバランスを意識する

次に見直しについてです。当然のことながら、見直しは出来たらしておいた方が良いです。

ただ個人的には1問ずつ確実に正解させていくタイプなので、この見直しは「できたらラッキー」くらいの感覚で捉えています。

ただ時間が余った時には、問題の根拠をさらに丁寧に拾い集めて、回答の確信度を高めるようにしています。

僕が今のところベストかなと思っているのは、「ここまで書いてあったらほぼ正解だろう」くらいの根拠があった時点で、マークをして解き進めていくやり方です。これで大体99%くらい正解できる、くらいの感覚です。

これ以上雑に解くと見直しが面倒ですし、それ以上丁寧に回答の根拠を探し続けると時間が足りなくなるので、この塩梅を見極めるのがTOEICで満点を取るのには必要な気がしています。

ちなみに、僕は試験本番になると慎重になりすぎるクセがあるので、ここを一番気をつけています。

コツ3. 背景知識を強化する

TOEICでハイスコアを取るには、背景知識を強化することも重要です。

なぜなら、リーディング力やリスニング力というのは、英語力に加えてどれだけ背景知識があるかに左右されるからです。

TOEICを解いていると、馴染みの無い設定が出てきて、なかなかパッセージの内容が頭に入ってこないことがあるかと思います。

例えば、TOEIC公式問題集では「船のスケジュール」が出題されたりします。これは普通の人だと馴染みがないもので理解に手こずるかもしれませんが、貿易をやったことがある人であれば、ほとんど英語がわからなくても内容は理解できてしまいます。

ですので、TOEICでハイスコアを取るには、英語力を高めることはもちろんのこと、こういったビジネス特有の背景知識を身につけることが役に立ちます。

この「背景知識」の重要性については、詳しくはこちらの記事で解説をしています。

英語を読むスピードが遅い理由とは??リーディングの速さをUPする勉強法

コツ4. Part1 特有の単語をマスターする

ここからはパート別のTOEIC攻略法についてお話ししていきます。

まず Part1 では、独特な問題は語彙を抑えておくことが重要です。

TOEIC の Part1 では英語力が高い人であっても、普通に英語をやっているだけではなかなか出会わないような単語が出てきます。

具体的には下記のような語彙です。

propped up against (立てかけられる)

mount (据えつける)

mow (刈る)

awning (日よけ)

wheelbarrow (手押しの一輪車)

参考:金のフレーズ

どれだけ英語力があっても、Part1で知らない単語が出てきたら解けません。

ちなみに、これらの語彙を覚えるのであれば、個人的には『金のフレーズ』がおすすめです。「パート1 重要語100」のセクションに、重要単語が一通りまとまっているので、抜け漏れのないように一気に覚えておきましょう。

コツ5. Part2 「間接的な応答」を攻略する

Part2で特に難しいのは、遠回しな返事が正解になるパターンです。

A:ご飯行く?

B:仕事が忙しいんだよね…

例えばこのようなやりとりです。

Aさんが「ご飯行く?」と聞いて、Bさんが「ご飯行こう!」と言ってくれたらわかりやすいのですが、TOEICはそう簡単にはいかないことがあります。

もちろん、Part2の問題をやり込んで問題に慣れるのもありです。しかし、個人的には映画やドラマなどを活用した英語学習を積極的に取り入れるといいかなと感じています。

こちらの記事で、Netflixを活用した学習法については詳しく解説していますので、ご参考になさってください。

【ここで差がつく】Netflix最強の英語学習法!(映画やドラマが聞き取れる)

コツ6. Part3, 4 シーンは事前に想定する

Part3 と Part4 の先読みのコツは、問題文から会話やアナウンスなどのシーンを想像しておくことです。

例えばTOEICの公式サイトには、このようなサンプル問題があります。

No. 32 Why is the woman calling?

No. 33 What does the man ask the woman about?

No. 34 What does the man offer to do?


引用:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample03.html

このような問題文を見ると、次のようなシーンがイメージできます。

・女性が電話をかけている

・男性が女性に質問をする

・男性が女性に何かをオファーする

つまり、女性(お客さん)が男性(店員さん)に困りごとがあって電話をかけて、男性がその解決策を提案するようなシーンがイメージできる訳です。

もちろん、ここまで詳しく推測する必要はありませんし、この推測が必ずしも当たる訳ではありませんが、ざっくりとしたストラクチャーをイメージするだけでも、リスニングがしやすくなるのでおすすめです。

コツ7. Part3, 4 セリフ問題はサービス問題

またセリフの意図を答える問題は、唯一スクリプトが印刷されている、問題の出題箇所が事前にわかるサービス問題です。

No. 78 What does the man mean when he says, “Here’s the thing”?


引用:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample04.html

ですので、セリフの意図を問う問題があったら、優先的に先読みをするようにしましょう。

コツ8. Part3, 4 図表問題は難しくない

次に Part3 や Part4 の図表問題の攻略です。

リスニング問題で図表があるとつい身構えてしまいますが、落ち着いて取り組めば、さして普通の選択肢と解き方は変わりません。

実際には、このような図表と選択肢が問題冊子に印刷されています。選択肢に “Screen Size” があるということは、リスニングで流れるのが “System Price” の部分で、その価格さえ正確に聞き取れれば、それに対応する “Screen Size” が答えになるとわかるわけです。

Part3_no41-43 image
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample03.html

No. 43 Look at the graphic. What size screen will the man order?

(A) 11 inches

(B) 13 inches

(C) 15 inches

(D) 17 inches


引用:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format/sample03.html

通常問題:「価格」を聞き取る→選択肢を選ぶ

図表問題:「価格」を聞き取る→「サイズ」を確認→選択肢を選ぶ

ちなみに、この問題の場合は、「1000ドルの予算に収まる一番大きいサイズ」と言っているので、答えは「(C) 15 inches」になります。

コツ9. Part3, 4 先読みができなかった場合の対処法 

もし先読みができなかったら?

もし万が一、先読みができなかった場合の対処法をお伝えします。

TOEIC の Part3 や Part4 では、次のような問題はかなりの頻度で登場します。

・場所はどこ?

・業種は何?

・聞き手は誰?

・次に何する?

ですので、もし直前の問題を解くのに時間がかかってしまい、設問を先読みできなかった場合は、それらだけでも意識しておきましょう。

また日頃から、TOEICのリスニング問題を「1.5倍速」で「先読み無し」で練習しておくことをおすすめします。これでほぼ確実に全問正解できるようになれば、TOEIC本番のリスニングで満点を取ることは簡単です。

コツ10. Part5 ひっかけ問題対策

Part5は空欄の前後だけ読むことが勧められることがあります。ですがTOEICで満点を狙うのであれば、できる限り全て読んでおきましょう。

例えばこのような問題の場合、空欄をぱっと見て選択肢を選ぶと、不正解になる可能性があります。

He is ——- at English than her.

A) good

B) goods

C) better

D) best

空欄の前後 “is _____ at English” だけ見ていると、Aの選択肢を見た時点で good を選んでしまいかねないからです。

もちろん、「最初に選択肢をちゃんと見て、比較級の可能性も考慮して、文の後半もちゃんと確認する」という手順を踏んでも大丈夫です。ただどうせなら、普通に英文をまるっと読んでしまった方がシンプルで解きやすいと個人的には感じています。

最後まで読んだら時間かかるよ…

TOEIC満点を狙うなら、とことん英語力を上げて、最後まで読んでも時間内に解き切る力を身につけましょう。

コツ11. Part6 文挿入で確実に正解する方法

TOEIC の Part6 で最も難しく感じるのは、文の挿入問題ではないでしょうか。

僕の経験上、このタイプの問題を何となく選んで不正解になってしまう人が多いように感じています。

ですが、文の挿入問題には、明確な根拠があります。

特に、選択肢の冠詞(the)や指示代名詞(this / these など)が、直前の何を指しているのか、そして文脈と照らして整合性があるかを確認しましょう。

コツ12. Part7 「複数の文書」から解く

Part7 は皆さんご存知の通り、「1つの文書」と「複数の文書」で構成されています。

これらを解く順番ですが、僕自身は「1つの文書→複数の文書」よりも「複数の文書→1つの文書」という順番で解く方が、時間切れ直前のプレッシャーが少なくなると感じています。

実際には気分次第で、どちらの順番で解くこともあるのですが、先日990点満点を取った2022年9月の試験では、「複数の文書」から先に解いて、最後に「1つの文書」の問題を解きました。

TOEICの試験本番で、残り5分となったときに、仮に同じくらいの問題数であっても、3つも文書があるのと、1つだけの文書があるのでは、全く緊張感が違います。

ぜひ皆さんにとってどちらが解きやすいか、試してみてください。

コツ13. Part7 「悪魔の証明」を試みない

TOEIC Part7 において、「無いことの証明する」いわゆる「悪魔の証明」を試みないようにしましょう。

例えば「メールの目的は何ですか?」と聞かれていて、次のような選択肢があったとします。

(A) 感謝を伝えるため

(B) 面会の約束をするため

(C) 予定の変更を伝えるため

(D) 仕事をオファーするため

そこで「感謝を伝えるため」という選択肢に確信を持てた時点で、他の選択肢が「書かれていない」ことを検証する必要はありません。

TOEIC 本番でハイスコアを狙っていると、正解の根拠に確信を持ちたくて「選択肢の内容が文書に無い」ことを確認したくなりますが、これは時間が無限にかかってしまうので注意が必要です。

どうしても根拠を固めたいのであれば、全ての問題を解き終わってから、見直す時にするようにしましょう。

コツ14. Part7 「複数の文書」は全体像をつかむ

TOEIC Part7 の「複数の文書」は、先に全体像を掴んでおくと読みやすくなります。

もちろん、どのようなタイプの文書かだけを確認しても良いですし、各文書のタイトルやメールの件名だけに目を通すのも良いでしょう。

個人的には、各文書の最初の1段落(あるいは冒頭)だけ読むことで、それぞれの文書の全体像を掴むようにしています。そうすることで、全体像が頭に入り、リーディングがしやすくなるためです。

コツ15. Part7 クロスリファレンス問題を予想する

最後に、「複数の文書」の問題は、それぞれの文書が関連している箇所を意識しましょう。

TOEIC Part7 の「複数の文書」では、クロスリファレンス問題というタイプの問題が出題されます。つまり、複数の情報を関連付けないと解けないような問題です。

逆に言えば、複数の文書で情報がリンクするところは、ほぼ確実にクロスリファレンス問題として出題されるので、問題文を読みながら情報がリンクする箇所にさえ気づければ、その問題は一瞬で回答することができます。

まとめ

ということで今回は、TOEICで満点を取るためのコツを15個お伝えしてきました。

コツ1. 最適な時間配分を見極める

コツ2. 見直しのバランスを意識する

コツ3. 背景知識を強化する

コツ4. Part1 特有の単語をマスターする

コツ5. Part2 「間接的な応答」を攻略する

コツ6. Part3, 4 シーンは事前に想定する

コツ7. Part3, 4 セリフ問題はサービス問題

コツ8. Part3, 4 図表問題は難しくない

コツ9. Part3, 4 先読みができなかった場合の対処法

コツ10. Part5 ひっかけ問題対策

コツ11. Part6 文挿入で確実に正解する方法

コツ12. Part7 「複数の文書」から解く

コツ13. Part7 「悪魔の証明」を試みない

コツ14. Part7 「複数の文書」は全体像をつかむ

コツ15. Part7 クロスリファレンス問題を予想する

本日お伝えしたコツの中にはぜひ皆さんに実践していただきたいものもあれば、あくまで個人的にはこうやって解いていますといったものもあります。

ぜひ皆さんのTOEICスコアアップに少しでもお役に立てたら嬉しいです。


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