Grammar in Useの使い方・勉強の仕方(2)

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英語のアドバイスを求められるとき、僕はいつもGrammar in Useをお勧めしています。ちょっと分厚いテキストではありますが、英語の基礎力をつけるためにはもってこいの内容だからです。

でもそんなGrammar in Useを使ったとしても、もし「ただ問題を解く」だけの使い方をしているとしたら、もったいないです。

ここでは、Grammar in Useの具体的な「使い方」について、僕の実際の経験を交えながらご紹介します。

※Grammar in Useがどんなテキストかは、前回の記事でお話ししています。


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王道のパターン

 

①左ページの解説を読む。

まずは左ページの解説を読み込みます。

初めは、文法用語がややこしく感じるかもしれません。(Present Perfect, Past Continuous, など)でも、文法用語の数は非常に限られています。なので、しばらくGrammar in Useに取り組んでいれば、すぐに慣れるはずです。

また、Grammar in Useにはあまり難しい単語が出てくることはありません。なので、「最低限」の単語さえ知っていれば読むことができます。逆に言えば、Grammar in Useに出てくる単語がわからなければ「これはヤバい」と思って覚えておくようにしましょう。

 

②右ページの問題を解く。

そして、次に右ページの問題を解いていきます。

このとき注意して欲しいことは、絶対に答えをGrammar in Useに書き込まないということです!これは全ての問題集に言えることですが、1周そのテキストをこなしただけで、その内容を吸収できることはありません。なので、復習ができなくなるような書き込みは厳禁です。

逆に、間違えた問題に目印をつけ、後から復習できるようにするのは、非常に有効だと思います。

 

基本的なGrammar in Useの使い方は以上…なのですが、ここからは私が実際にしていた工夫などについてもご紹介します。

 

 

①文章ごと全部ノートに書き出す。

 

私が初めてこの問題集に取り組んだときは、問題は解答だけではなく、文章ごと全てノートに書き写しました。

問題の解答だけをノートに書くのでは、単語だけ、あるいは文の一部を切り取って書く事にしかなりません。でもそれでは、自分で英語を作るとき、あまり役には立ちません。

 

一方、文章ごと全てをノートに書き写すやり方だと、読んだ英文を書き写す間、しっかり、頭の中に英文をキープしなければなりません。

英文を読んで、キープして、正確に書き写すというのは、想像以上に大変なことです。なぜなら、それをするためには、英語読んだときにそれを構造的に理解し、さらにそれを正確にアウトプットすることが求められるからです。

※ちなみにこのとき、1単語1単語書き写していくと、英文を「脳内で再生」することになりません。本当にただの「書き写し」になってしまいます。なので、英文をカタマリで理解して、その塊をノートに書き写すようなイメージでやってください。

 

ただ、この勉強方法は、非常に時間がかかるやり方でもあります。そのため、英語上級者の方にはあまりお勧めはしません。でも、まだ簡単な単語のスペルが曖昧な英語初心者の方などには、時間をとって正確に書くという勉強法は、非常に有効です。


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②全部納得いくまで音読し尽くす。

 

私がGrammar in Useの2周目に取り組んだ時には、ノートには答えしか書きませんでしたが、全ての英文を納得がいくまで音読しながら解き進めました。

おそらく英語にそこそこ自信があって、効率よく進めたい人は、こちらの方法で進める方がいいと思います。全ての英文を書き写す勉強は、本当に時間がかかるやり方になってしまうので。

 

音読をしながら解き進めるやり方では、書き写すよりも時間はずっと短く済みます。たしかに、1つの文を何回も音読していれば時間はかかりますが、その分ひとつの文章を何回も読めるメリットもあります。

また、音読を重視するやり方では、文字と音を一致させることができるだけでなく、自分の口で正確に発音できるようになります。

音読(やり方・効果)に詳しい説明を載せてあります。

 

③例文の暗記暗唱する。

 

私が文法を使いこなすために必ずするのが、例文の徹底的な暗記暗唱です。これは私が英語を指導するときにも、生徒に必ずやってもらうようにしています。

 

まず、Grammar in Useの左ページにある例文、あるいは右ページの中から、お気に入りの英文をピックアップします。

このとき、選んだ文章を一つひとつノートに書き写したり、パソコンに打ち込んだりしてもいいです。ただ、英文を書き写す手間を考えるのであれば、Grammar in Use自体を縮小コピーしてしまうのが一番ラクだと思います。

そして、それを1週間かそれ以上かけて徹底的に暗記暗唱し、自分の言葉として馴染ませてください。

 

このときのポイントは、常にGrammar in Useからピックアップした例文を持ち歩いて、5秒でも時間が出来たらそれを見て暗記暗唱することです。

ここでいう徹底的というのは、英文を一瞥しただけで無意識レベルで一切つっかえることなく、すべての英文が口をついて出てくる状態です。練習で言えないことは、実戦でも言えません。だから、練習の質をどこまで上げられるのかが重要になります。

 

ここではあまり例文の暗記暗唱に詳しく触れられませんが、暗記暗唱についてはこちらのページで詳しく書いているので、是非Grammar in Useを使って勉強する際の参考にしてください。

 

まとめ

 

以上が私のGrammar in Useの活用の仕方です。おそらく個人の好みがあるでしょうから、それに合わせてアレンジしてもらえたらと思います。

 

ちなみに私がこれを2週した時点(勉強を始めておよそ3ヶ月)で、TOEIC350点から670点に上がっていました。もちろん他の勉強も並行してしてはいましたが、個人的にGrammar in Useから得たものは非常に大きかったと思っています。

文法に精通するようになると、自分が読んだり聞いたりする英文の構成が手に取るようにわかるようになります。また、自分が書いたり話したりする際にも、文法を知っているか知らないかで雲泥の差が出てくるものです。


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このGrammar in Useを活用して文法を勉強するときは、常に「自分は英語を話すためにGrammar in Useをやっているんだ」ということを意識してください。どんなにいいテキストを使ったとしても、何も意識しないで淡々と問題を解いているだけでは、効果は半減してしまいます。

常に「どうやったら話せるようになるのだろう」ということに頭を働かせながら、今ご紹介したGrammar in Useの活用術に、あなた自身のアレンジを加えていただけると嬉しいです。

 

また、Grammar in Useを使って英語を体系的に勉強するために、是非こちらの記事も参考に読んでみてください。

英語の学習というのは、常に全体像を意識しながら行う必要があります。もちろん、Grammar in Useを使った勉強もその例外ではありません。ここでご紹介した方法が、英語学習の大きな構造の中で、どのような働きをするのかというのを、この記事から考えていただけると嬉しいです。

 

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