①型とパーツを「仕入れる」

スピーキングを上達させる第一ステップは、知識を「仕入れる」ことです。

ここでフォーカスするのは、あくまで知識を「仕入れる」段階です。それらを口頭で「使いこなす」ことについては、次の第二ステップで扱いますので、ここでは、あくまで知識を頭に入れることについてお話しします。

 

※ここでご紹介する勉強方法自体は、多くの人がすでに実践しているものであり、大して目新しいものではないかもしれません。しかし、ここでご紹介する考え方自体は、スピーキング全体を理解する上でとても大切なので、最後でしっかり読んでください。


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スピーキングに必要な知識とは

 

ここでいう知識とは、スピーキングに必要な「パーツ」と「型」を指します。英文の土台になるストラクチャー(つまり文法)が「型」で、そこにはめ込む個々の単語やフレーズが「パーツ」です。

 

構文(型)に、パーツ(単語・フレーズ)をのっける。

 

英文を作る作業というのは、どこまで行こうともこれに尽きます。どんなに簡単な文章を作ろうが、どんなに難しい文章を作ろうが、そこには土台となる型があって、そこに個々のパーツをはめ込んで、それを口から出していくだけのことなのです。

 

単語…その名の通り、単語。英語の最小単位。

フレーズ…頻繁に使われる単語のカタマリ。コロケーション。
例)go to school, worry about, prevent from, none of your business, etc

構文…文章の骨組みになる部分。いわゆる文法がこれに当たる。

 

実際に英文を作ってみる

 

英会話というのは、構文に単語やフレーズを肉付けしていくことで成り立ちます。簡単な例として、ここでは中学生で習うtoo〜to構文に、以下の単語とフレーズをのっけてみます。

単語…honest(正直な)
フレーズ…tell a lie(噓をつく)
構文…too〜to構文(〜すぎて〜できない)

▶︎He is too honest to tell a lie.

 

ここからさらに、この構文(型)を維持したまま、それにはめ込むパーツを変えると、他にも様々な文章ができます。

▶︎She is too young to drink.
▶︎This box is too heavy to carry.
▶︎The car is too expensive to buy.

これが、型を土台にして、様々な文章を展開するイメージです。型がしっかりしていて、そこに自由にパーツを出し入れできる人は、どんな文章でも思い通りに作ることができます。

 

そして、これらと同じ意味の文章は、型を変えても作ることができます。ここでは、too〜to構文の代わりにso~that構文を使ってみます。

▶︎He is so honest that he cannot tell a lie.
▶︎She is so young that she cannot drink.
▶︎This box is so heavy that I cannot carry it.
▶︎The car is so expensive that I cannot buy it.

 

つまり、ここで言いたいことは、型とパーツがスピーキングのすべての土台になるということです。

型とパーツをしっかりと知識として定着をさせることができれば、それらの組み合わせを変えながら運用することにより、自由自在に英文が作れるということなのです。

 

型とパーツを仕入れるために

 

繰り返しになりますが、スピーキングに必要な型とパーツというのは、あくまでも文法と語彙です。

それらの学習法については「文法」と「単語」のカテゴリーでそれぞれ詳しく説明していますので、そちらをご参照ください。

【勉強方法】

 ☑️文法
 ☑️単語