文法ばかりの学校英語は役に立たない?

今日は、学校英語についてお話しようと思います。

 

僕は学校で学ぶ英語は好きですし、大人になってからも役に立つものだと思っています。もちろん、今の学校の英語教育が完璧だと言うつもりもありません。

 

ただ僕が言いたいのは、僕自身が「英語を勉強したい」と思った時にそれができたのは、中学高校で英語の基礎を学んだおかげだということです。

でも「学校の英語は文法ばかりで、話せない」、そういう声が今でもたくさんあるのも本当です。

 

今日はそんな「学校の英語」について、僕の思うところを少しだけお話します。

※ここでいう「学校の英語」とは、文法や読解中心の英語学習を指します。

 

僕にとっての学校英語

 

僕の学校英語の経験を、まとめるならこんな感じです。

「英語は話せるようにはならなかったけど、英語の土台をつくってくれた期間」

きっとほとんどの人が、中学高校と英語の授業を受けてきたのに、英語が全く使えるようにならなかった経験があるかと思います。

それは、僕も同じです。

じゃあ、文法やリーディングばかりにフォーカスした学校で学ぶ英語は、全く意味が無いものなのでしょうか?

 

それでも学校英語は全ての基礎

 

僕が今まで英語をやってきて思うのは、学校の英語で学ぶことは、みんなにとって必要だということです。

誰にとっても、です。

 

僕にとって一番大切なのは、英語のスピーキング力を上げることです。

そんな僕でも、やっぱり学校で学ぶことって大事だなと感じます。なぜなら、学校で学ぶ文法やリーディングは、スピーキング力はもちろんのこと、英語力全体を支える土台になるからです。

 

英語のすべての要素、単語、文法、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングは、すべて繋がっています。

一見バラバラの力に見えても、根っこの部分では繋がっています。

だから、一つを伸ばせば他のすべてが伸びますし、逆にどれか一つ放ったらかしにされたら、英語力全体が頭打ちしていまします。

 

そういう意味では、学校英語はやっぱり英語を学ぶ僕たちにとって必要なものだと思うのです。

 

けっきょく誰もが通る道

 

英語の目標というのは人それぞれです。

読んだり書けたりできればいいという人もいれば、聞いたり話したりもできるようになりたいと言う人もいます。

でも、目指すべきところは違えど、実は通る道はそんなに変わりません。

 

先ほどの話に戻りますが、結局英語は全ての要素がうまく絡み合っているものなのです。だから、英語が読めればいい人も、英語を話したい人も、「結局全部やる」がベストなアプローチです。

だから、どんな英語を学ぶとしても、学校英語は必ず通る道だと、僕は思っています。

 

学校英語で全く実践的な力がついていない理由

 

でもそうなると、「なんで中学高校を卒業しても英語が話せないんですか?」という声も聞こえてきそうです。

大きな理由は2つあります。

 

①授業は受けてきたけど、勉強はしていないパターン

学校で英語の授業に出ていたとしても、ちゃんと勉強してなければ、もちろん英語力は伸びません。

 

「馬を水辺に連れて行くことはできても、馬に水を飲ませることはできない」

こんな言葉があります。

 

僕は、同じことが英語にも言えると思っています。どんなにいい授業をしても、生徒に英語を学ばせることはできません。結局、先生の話に耳を傾け、英語を学ぶのは生徒自身だからです。

 

僕も振り返ってみれば、中学高校、そして大学の頃もそんな生徒でした。

いつも眠い目をこすりながら席に座り、周りの人とおしゃべりをして、テスト前には友達のノートを借りて何とかつじつまを合わせるように乗り切ってきました。

皆さんは学生時代、どんな風に英語と向き合ってきましたか?

 

②まだまだ練習量が足りないパターン

どんなに良い授業を受けていても、英語が話せるようになるには、とにかく英語に触れる量が大切です。

 

英語が話せるようになるには、2つのステップがあります。①まずルール(文法)を知ること、②そしてたくさんの英文をインプットしアウトプットすることです。

 

でも、学校英語でやってくれるのは、この①の段階まで。文法をみっちりやって、少しの英文を丁寧にじっくり読み込むようなイメージです。

だから、②で必要なたくさんのインプットとアウトプットがまだまだ足りていない状態なんです。

①のステージでは、英語のルール(文法)は理解していても、英語を話すのはちょっと難しいのです。

 

知ってることを、できることに変えるのは、正直時間がかかります。すごく時間がかかります。

英語のテストのためにする努力を「1」とするなら、英語を使えるようにするには「10」の努力が必要です。

 

全ての基礎は学校英語にあり

 

僕が初めて本格的に英語を始めたのは、大学2年の頃でした。その当時は、中学英語もあやふやでまさに「ゼロ」からのスタートという感覚。

でも、今振り替えてみて思うのは、自分がここまでこられたのは、中学高校で習ったころの記憶がうっすらとでも残っていたからなんだなと思います。

 

学校で学んだことを忘れてしまっていても「一度学んだことがある」のと、そうでないのとでは、全く違います。

そのことは、今韓国語を全くのゼロから始めて、より強く感じるようになりました。

だから僕は、学校で学んだ英語はこれから英語を学んでいかれる方にとってもプラスになるものだと思っています。