②型とパーツを「使いこなす」

第二ステップでやるべきことは、型とパーツを「使いこなす」ことです。

 

第一ステップでは知識を仕入れました。しかし、これらはあくまで「覚えているだけ」の知識であり、「運用できる」知識ではありません。

多くの人が英語が話せない理由は、覚えた知識を運用できるようになるまで落とし込まないことにあります。

 

ですので、第二ステップでは、それらを運用できる知識にまで引き上げることを目標にします。ここでは、そのために必要なトレーニングを2種類ご紹介いたします。


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①瞬間英作文

 

瞬間英作文とは、与えられた日本語を、矢継ぎ早に英訳していくトレーニングです。 つまり、決まった文法を使いながら、様々な英文を瞬時に英訳していく訓練のことです。

 

■実際にやってみる

言葉だけではわかりにくいので、例を挙げて説明していきます。例えば「which」という型を使って、以下の日本語を英訳していきます。

 

どちらがあなたの犬ですか?
Which is your dog?

どちらのスポーツが好きですか?
Which sports do you like?

どちらのおかしが欲しいですか?
Which snacks do you want?

どちらの食事を注文しますか?
Which foods do you order?

 

このように、あらかじめ使うべき文法や構文が指定された状態で、矢継ぎ早にどんどんと英作文をしていくのが、瞬間英作文です。

 

■瞬間英作文の目的

知っている知識を、使える知識にするためには、頭の中に眠っている知識を、口が無意識に動くまで使い倒すことが不可欠です。

だからこそ、あらゆる文法や構文を自由自在に使いこなすためには、大量の英文を作り続けるこのトレーニングが必須になるのです。

 

■どんなテキストを使えばいいの?

基本的にこのトレーニングを行うには、森沢洋介先生の「瞬間英作文」シリーズや、市橋敬三先生の「話すための英文法」シリーズなどを用いることが理想的です。

ですが、他にも類似の書籍がいくつか出ているので、ご自身で書店に足を運んでみることをお勧めします。

また、もしこれらの瞬間英作文ようの書籍でなくとも、このトレーニングは実践可能ですので、お好みのテキストを探してみることをお勧めします。

 

【勉強方法】

 ☑️瞬間英作文

 

②例文の暗記暗唱

 

英文の暗記暗唱とは、先ほどの瞬間英作文とは違い、日本語から英語に訳すという作業はしません。英文を読み、その英文をそのまま流暢に話せるまで落とし込むトレーニングです。

ここで言う「暗記暗唱」とは、覚えた英文が、無意識に、一切つっかえることく出てくることを指します。

※ちなみに、先ほど紹介した瞬間英作文をしっかり完成させれば、必然的に「暗記暗唱」は達成されることになります。

 

■瞬間英作文の目的

 

1)文法を肌感覚に叩き込む

文法ごとに複数の例文を暗記暗唱することができれば、その文法の表現するイメージが、肌感覚に叩き込まれます。

スピーキングをする際に、その文法がどんなニュアンスを持っていたかなんてことを考える時間はありません。ですので、最初は文法を理屈で理解したとしても、最終的には感覚レベルまで落とし込む必要があります。

 

2)英文の雛形になる

暗唱した英文は、自分で英作文をする際の雛形となります。

何度も強調するように、英作文は型とパーツを自由に組み合わせる作業です。ですから、その型が無意識で口から出てくるまで暗唱するということは、スピーキング力に直結してくるのです。

【勉強方法】
 ☑️英文の暗記暗唱