海外で生活してても「日本語環境」はつくれる

海外に住んだら、英語を話さざるを得ないからそりゃ英語うまくなるよねってよく言われます。

でも実際はそんなこともないのでは…というのが僕の率直な気持ちです。

①まず、海外に行っても英語はほとんど使わずに生きていけます。
②そして、英語はただ話しているだけではうまくなりません。

 

①英語を話さなくても生きていける

 

僕自身、1年ほどカナダで生活をしていて思ったのは、びっくりするくらい日本語だけで生活ができるということ。

日本からの留学生と食事に行って、本やテレビ、ネットサーフィンも全て日本語。何気ないメモだって日本語。頭の中での考え事も、もちろん日本語。その気になれば、スカイプを繋いで日本の友人たちとおしゃべりだってできます。

海外にいながら、完璧な日本語環境の出来上がりです。

買い物だって、バスや電車だって、黙ってても利用できます。カフェに入っても、飲み物とサイズを伝えればちゃんと注文できます。

それほど、海外生活に英語は必要ありません。

 

②英語はただ話していてもうまくならない

 

では、英語は話せば話すだけうまくなるのか、と言われればそういうわけでもありません。

「頭を使わない努力は嘘をつく」と野球のダルビッシュ投手が言っていましたが、まさにその通り。ただ話しているだけで英語はうまくならないのです。

能動的に、自分の頭を使ってトレーニングを重ねなければ、上達は見込めません。

ただ話しているだけでは、出て来る言葉は今の自分が知っていることだけ。だから、新しい表現が増えることもないのです。

 

日本にいたって英語環境は簡単につくれる

 

ちょっと厳しめにいろいろ書いてしまいましたが「海外に行っても英語は上達しないのか…」と落ち込まないでください。

 

見方を変えれば、日本にいたって英語環境を作ることは可能で、能動的な学習によって英語力をどんどん伸ばしていくことだって可能なのです。

実際、僕はそんな人たちを、数え切れないほど見てきました。ですから、自信を持ってそうお伝えすることができます。

 

たとえ一般的な日本企業に勤めていて、日頃ほとんど英語を使う機会がなかったとしても、海外の友人を作ることはできます。仕事帰りや、休日に付き合う友達の輪を少し広げてみればいいのです。最近はMeetupやfacebookなどのコミュニティを通じて、どんどん海外の方達と繋がる機会が増えています。

また、本は洋書に切り替えれば、英語に触れる量は一気に増えます。でもきっとネイティブ向けの洋書にいきなり取り組むのはハードルが高いですよね。そんなときは、語彙制限のある学習者向けの洋書が、少し大きな書店に行けば読み切れないほど並んでいます。もちろんアマゾンなどオンラインで購入することも可能です。代表的なところで言えば、IBCパブリッシングのラダーシリーズ、Oxford や Penguin Readersなどがあります。

テレビもいきなり英語で見るのは難しいなと思われるかもしれません。でも、NHKのニュースを副音声で見るのはどうでしょうか。馴染みのある日本のニュースがメインで、テロップは当然日本語のままです。これだけで英語の番組にぐっと触れやすくなります。

ネットサーフィンも、自分の興味のある分野を英語で調べてみのはありかもしれません。出てくる情報の質が、日本語で調べるときとはちょっと違うのも楽しいかもしれません。特に自分の趣味を、Youtubeなどで英語で楽しむことができたら英語をどんどん吸収することができます。

また、スカイプなどを使えば、海外に住む人たちとも簡単に繋がることができます。

 

結局はやるもやらないも、その人の気持ち次第。やろうと思えば結構何だってできるものです。