英語が話せるようになる環境の作り方

留学に行けば、英会話学校に通えば、英語はうまくなるのか?

単刀直入に言って、そんなことは「ない」と僕は思っています。

私は、留学も英会話学校にも、チャンスがあるなら積極的に行くべきだと思っています。でも、そこに「いればうまくなる」ような場所はありません。そこだけは、しっかりと心に留めておくべきです。

 

「いればうまくなる場所」が存在しない理由

 

たしかに「勉強がしやすい環境」や「モチベーションを保ちやすい環境」はあります。

良い先生に恵まれたり、すぐに質問できるネイティブの友達が近くにいれば、勉強はしやすいです。

学校で宿題を出してくれたり、モチベーションが高い人に囲まれたりしていれば、モチベーションも保ちやすいです。

 

それでも「いるだけでうまくなる環境」は存在しません。

なぜなら、最終的には英語の勉強は自分でやらなければならないからです。

他の人があなたの代わりに、知識のインプットやアウトプットしてあげることはできないのです。どんなに勉強がしやすかろうが、モチベーションが保ちやすかろうが、関係ありません。

 

英語を勉強する環境は「補助」でしかありません。

どんなに授業が良くても、先生が素晴らしくても、最終的にやるのは本人。本人が自らの動いて初めて、英語はできるようになるもの。良い授業や先生は、そういう人が前に進むのを手伝ってくれる存在です。

 

これは見方を変えれば「どんなに環境が悪くとも、本人が努力さえすれば必ず英語は上手くなる」ということでもあります。

たとえ効率が悪くとも、格好悪くとも、必要だと思うものを積み重ねていけば、確実に前に進むことができるからです。

 

つまりは「効率」の問題

 

要は、良い環境にいるかどうかは、「効率が良いか悪いか」の違いであって、どれだけ前に進めるかの違いではないということです。

 

例えば「自転車に乗っている人、走っている人、2人がレースをしたらどちらが勝つでしょうか?」と聞けば、十中八九「自転車に乗っている人」という答えが返ってくるでしょう。

でも「どちらの可能性もある」がこの問いの答えだと、僕は思っています。

 

もし仮に、2人とも本気で走ったら、確実に自転車が勝つに決まってます。でも、もし自転車に乗ってる人のやる気が全然なくて、もう一方が本気でレースに臨んだとしたら、走っている人の方が速くゴールに着くでしょう。

確かに自転車に乗っている人の方が、断然有利です。でも、これはポテンシャルの話であって、実際に自転車が必ずしも速く進める訳ではありません。なぜなら、たとえ自転車を持っていても、それに乗る人がペダルに足をかけなければ、自転車は動かないからです。どんなにポテンシャルがあっても、です。

 

もし自転車に乗っている人が、それを漕ぐ意思がないのであれば、自分の足で走っている人の方が、もっと遠くへ、前へ進むことができます。

 

環境を味方につける

 

英語を勉強をする中で、英会話教室に通ったり、留学をしたりすることは、素晴らしいチャンスです。

でも、それらに「寄りかかるだけ」ではいけません。自分がその環境を味方につけ、「利用」してやるんだというくらいの気持ちを持ってください。

 

いい先生、いい英会話学校、あるいはいいテキストに囲まれているのであれば、あなたはとても恵まれた環境にいます。そうでない人よりも、何倍も結果を出せる可能性を持っています。

だから、もしあなたが幸いにもそういう環境にいるのなら、それらを、自分の意思でと行動で、とことん「利用」し尽くしてください。

 

どんな時でも、足を前に踏み出すのは、自分自身です。