スピーキングの勉強方法【具体例】

ここまでは、スピーキングとライティングの勉強方法の「概要」についてお話してきました。ここからは、その勉強方法を実際にどうやって実践に落とし込んでいくかを、「具体例」を通してを見ていきます。


 

①まずはとにかく文章を作ってみる。

 

ここでは仮に「学校に行って、友達と会って、野球をして、その後に飲みに行った」という内容の文章を作りながら、具体的なトレーニング方法について見ていきます。最初はぶつ切りの文章でも構いません。

 

I went to the school.
I met many of my friends.
I played baseball with them.
I enjoyed it.
I went drinking.

 

最初から凝った文章を作れる必要は全くありません。話そうと思ったことがスラスラ出て来ないのは当たり前のことです。知らない単語もあれば、知らない表現もたくさんあるはずです。まずは、自分が作れる範囲で、英文を組み立てることを考えてください。

英語に慣れていない人は、ここまで作るにすら一苦労かもしれません。でも、こういう単純な英作文というのは、大量の練習を重ねていくうちに慣れます。知らない言葉が突然口から出てくることはありませんが、知っていることは練習を重ねる中で必ず流暢に話せるようになります。

 

②文章を繋げていく。

 

ただ、このままの文章では不格好です。そもそも、一文一文が短いですし、それぞれの文章のつながりもイマイチわかりにくいです。なので今度は、それらの英文を段々と見栄えのいいものにしていきます。

※ここでは、この繋ぎ方が自然かというよりも、文法を「駆使する」能力を上げることに主眼を置いています。

 

I went to the school where I met many of my friends, and I played baseball with them. We enjoyed it very much and we went drinking after that.

 

③知ってる文法を「とにかく」使う

 

ここからさらに、ちょっと難しめの文法もつかって繋げてみます。

 

I went to the school where I met many of my friends who I played baseball with. We enjoyed it so much that we decided to go drinking.

 

こうなると、最初の文章からはかなり変化してきています。やや無理矢理繋げた感はありますが、自分の持っている文法を「使う」練習は十分にできています。こういう類の英作文の練習では、多少不自然になろうが、たくさん自分の知ってる英文法を詰め込んで英作文してみてください。あくまで練習ですから。実際にしゃべるときには、相手に伝わる英文を心がけて話してください。

 

ただもちろん、いきなりスっときれいな文章にまとまるわけもありません。これだけいろんな文法事項をてんこ盛りにしたら、普通は頭がこんがらがります。もしかしたら最初の短文すらもスラスラと出てこない人もいるかもしれません。

しかし、何回も何回も言いたいことを繰り返し話して、納得いくまで練習を重ねて下さい。最終的に自分の持っている力を全て出し切って、最高の英文を完成させることを目標にします。

 

④知らかった表現も盛り込む。

 

また、実際はこれにもっと辞書を使いながら、新しい単語や表現を盛り込んでいきます。そうすることにより、自分の持っているレベルよりも、さらにもう一段表現力の高い英文が完成するはずです。

つまり、このトレーニングは、単に英語のスピーキングでの運用能力を高めるだけではなく、新しい知識をも同時に運用レベルにまで持っていくことができる勉強法なのです。

 

おそらく初めは、かなり時間をかけながら、のろのろと英文を作る事にストレスを感じるかもしれません。しかし、同じ文章を何度も口に出している内に、徐々にスピードと正確さ、それに加えてバリエーションも増えてくるようになることが楽しくなってくるはずです。