溢れる情報の中で、自分に必要なものを見つけるための方法

 今の日本には驚く程多くの、英語学習に関する情報が溢れています。

 しかし、このような過剰なまでの情報量は、逆に英語学習者の混乱を招く種になります。また、これらの情報全てが良質な情報かと問われれば、それにすら疑問が残るところです。

 

あまりに恵まれ過ぎている日本

 

 日本で英語の本を探そうとすれば、圧倒されるくらいたくさんの英語のテキストが書店には並んでいます。それこそ、本屋さんの一角を占めるような、膨大な量の英語のテキストがそこにはあるのです。

 

 海外に行けば、これがいかに異常なほど恵まれていることかがわかります。ここまで一つの言語に対して、数多くの情報や参考書が溢れているのは、極めて稀なことです。

 外国に行って日本語のテキストを探そうと思えば、あったとしてもせいぜい数冊。しかも、デザインは非常に簡素で、魅力的なものは多くはありません。

 

 そういう意味では、私たちは非常に恵まれた環境にいるのかもしれません。しかし、その情報量の多さ故に「どの情報を信じて良いかわからない」という罠にもはまってしまう危険があります。

 

多すぎる情報の罠

 

 英語学習者の多くは、あまりにも多くの情報に囲まれるというのは、決して良いことではありません。多すぎる情報はかえって混乱を招くからです。

 特に英語初心者の人なんかはそうかもしれません。「さて英語を勉強するぞ」と思って書店に足を運んだものの、目の前にあの量の本が並べられたら、そりゃどれが良くてどれが悪いかなんてわかるはずがありません。

 

 私は今でこそ、長い間英語を勉強してきて、参考書の好みなんかもはっきりしてきましたが、昔はそんなんじゃありませんでした。

 本当は全部ちゃんと立ち読みして、どれが一番自分に向いているか調べられるなら、それが一番です。でも、あれだけの量の本を前にしたら、とてもそんなことをするのは現実的じゃありません。だから、いい感じの背表紙の本をいくつか手にとって、一番「合いそう」なテキストを買って帰るのが関の山だったのです。

 

売るために書かれた本たち

 

 私は英語が趣味みたいなものなので、書店に行くと必ずと言っていい程、英語のコーナーに立ち寄ります。ただ、そこに並ぶ本の中に、買いたいなと思う本は多くはありません。

 

 それは「売れるように」作られた本があまりに多いからです。見栄えや、軽率なキャッチフレーズだけが先行して、中身が伴っていないテキストばかりなのです。

 これは正直仕方のないところもあると思っています。本を出版するなら売らなければならないし、売ろうと思えば魅力のあるキャッチコピーを書かなきゃならないからです。

 良く言えば、そういう商業主義のおかげで、私たちは嫌という程の量の選択肢の中から、英語の教材を選ぶことができます。しかし、悪く言えば、そのおかげで良質なテキストが「その他大勢」に埋もれてしまっているのです。

 

このブログが目指すもの

 

 だからこそ私はこのブログで、「最低限」でありながら「質の高い」情報を発信しようと思いました。

 どうやって英語を勉強すればわからない、そもそも目の前にある情報が正しいのかわからない、という状況にいる、少しでも多くの人達の助けになれたら幸いです。

 

 英語の学習の仕方は、あたかも無限にあるように感じている人もいるかもしれません。でも、本質的な学習方法は極めて少ないものです。世の中に溢れている学習方法は、それらの原型が徐々に形を変え、名前を変え派生しただけのものに過ぎません。

 それらの核となる学習方法は、全てこのブログでご紹介していますので、まずはそちらを参考にしてください。そして、それらの学習方法を試して、自分で「もっとこうした方がいいんじゃないか」と思うようになったら、是非アレンジを加えて、自分流のやり方を見つけ出してください。

 

 また、このブログにある情報は、①私自身の学習経験はもちろんのこと、②これまでに勉強してきた多数の参考書、③お世話になった通訳学校の理論など、様々なものが混合され、それらを私なりに整理したものになっています。

 もちろん、人によって私のやり方が合う合わないはあるかとは思いますが、気に入って頂けたら是非参考にしてみてください。