英語学習の目標はできるだけ高く持つ

目標は、達成できないくらい高いものを立てるべきです。

 

もちろん「現実的な範囲で」達成できないくらい高い目標を立てるということです。例えば、1日24時間勉強しますというのは、高い目標ではなくて、現実的に達成不可能な目標です。寝なければ死んでしまいますので。

ここでいう高い目標というのは、自分がポテンシャルをマックスに発揮したら、きっとこれくらい行けるだろうなというレベルの目標です。

 

私は何事においても、自分のポテンシャルがフルに活用されたらどこまで行けるだろう、ということを念頭において目標を立てます。

 

高い目標を立てるべき理由①

 

では、なぜそこまでして高い目標設定をするべきなのか、簡単な例を出して説明していきます。

 

例えば、あなたが、懸垂を5回やろうと決意したとします。

そのとき普通の人は、5回を目指すと同時に、6回以上懸垂をすることを諦めています。つまり、5回を目標に掲げるということは、1〜5回のどこかで落ち着くことを決めているということであり、同時にそれ以上はやらないと決意していることになります。

ですから、懸垂を5回やろうと思った人が6回以上懸垂をするとはありません。

 

でも、もし懸垂を10回やろうと決めたらどうでしょう。

もちろん10回に満たない回数しかできないかもしれません。でも、5回に達してもなお余力があれば、そこで懸垂を諦めるという選択肢はなくなります。なぜなら5回を通過してもまだ目標は達成できておらず、懸垂を続けるしかないからです。

 

高い目標を立てるべき理由②

 

これを英語学習に例えると、成果の違いはより顕著にでてきます。

TOEICで600点を取ろうとしている人は、600点を取るために相応の準備しかしません。しっかり準備をする人でも、多少手を抜いて準備をする人でも大体600点前後が取れるようにしか準備をしないということです。

 

でも、もし同じ人が、TOEICで満点を取ろうと決意していたらどうでしょう。

この人が勤勉であろうが怠け者であろうが、600点を取ると決めた時よりも、はるかにたくさんの勉強をしなければなりません。なぜならば、600点を取るための勉強量では、どんなにまぐれが重なっても満点に届かないことを知っているからです。

それゆえ、仮に目標に届かなかったとしても、目標を低く持ったときよりも、圧倒的に多くの勉強をすることになります。そして、結果的により良い成果を残すことができるのです。

 

小さすぎる勉強時間は消える

 

英語を勉強をしたいし、計画を立ててはいるものの、時間が全く取れないという人の話を聞くことがあります。その人曰く「1日10分勉強しようとしている」らしいのですが、どうしてもその10分が捻出できないと言うのです。

これは、私自身何度も経験のあることなので、痛いほどわかります。1ページだけ本を読もうとか、15分だけランニングしようとか、そういう「小さな目標」というのは、簡単に日常の忙しさに紛れて無くなります。

 

短い時間だから、勉強できるのではありません。短い時間だから、少しの予定のズレで簡単に無くなってしまうのです。

もちろん、毎日コツコツと努力を続けるのは大切なことです。でも、1日に10分だけ勉強しようとしたところで、その儚い勉強時間は、ちょっとした忙しさですぐにかき消されてしまいます。

 

私は現在でも、1日3時間程度の英語学習を生活の中で見込んでいます。正直、毎日しっかり3時間できることは、ほとんどありません。でも、絶対に勉強時間が0になることもありません。なぜなら、もともと目標にしているのが毎日3時間の勉強だから、どんなに忙しくても、必ずなんかしらの形で英語の勉強時間は確保されるのです。

計画に誤算は付き物です。だから大切なことは、誤算に誤算が重なっても英語学習に費やす時間が消えないように、あらかじめ十分な時間を確保しておくことです。最低限の時間だけ確保しようとしていては、最低限の時間も確保できないものです。

 

英検1級も満点をとるつもりだった

 

私は英検1級を受験するときも、本気で満点を取るつもりで勉強をしてきました。それこそ、総理大臣賞を取るくらいの意気込みで、本気で勉強の計画を立てて、毎日勉強しました。

でも結果は、合格点ギリギリです。

もし私が、合格点ぴったりを狙っていたらどうなっていたでしょう。おそらく、英検1級には合格できなかったと、私は思っています。

 

確かに、この英検に関して言えば、私は自分で決めた目標を達成できなかったということになります。でも、私は目標に届いたかどいうかということに関しては、全く気にしていません。

目標を立てるという行為は、成果の判断基準であると同時に、英語力向上の手段でもあります。私はこの勉強において、いかにパフォーマンスを上げるかという「手段」としての目標設定を重視していました。

だから、目標に届いたかどうかよりも、どれだけ良い結果が出たかという方が、私にとっては重要だったのです。

 

どうせ自分にしかわからない

 

資格の取得だけを考えるだけであれば、合格点ピッタリをとるだけの労力を費やすのが賢明かもしれません。

でも、もし英語力の向上を望むのであれば、試験の合格点なんてものはどうでもいいものです。だから、試験の合格ラインなんてものは忘れて、とことん目標を高く持ってみてはどうでしょうか。

結果が目標に届いていたかは、どうせ自分にしかわからないのです。