英語学習のモチベーションを高く保ち続けるために(2)

英語学習のモチベーションを高く保ち続けるために(1)では、ゴールデンサークルという考え方をご紹介しました。ここからは、それをさらに掘り下げ、英語学習のモチベーションを常に高く保ち続けるために、私たちがするべきことについて考えていきます。

 

「WHY」がブレない人は強い

 

「何故それをやるのか」がわかっている人は、小手先のノウハウを持っている人なんかよりも、ずっと強いです。

 

ゴールデンサークルの図からもわかるように、WHYは常に円の中心にあります。ですから、このWHYが定まっている人は、表面のWHATでうまくいかなくとも、自分が戻るべき原点(WHY)を知っています。そして、原点に一旦戻った後、改めて外側へ一歩踏み出し、次のWHATにトライすることができます。

しかし、表面(WHAT)だけしか見ない人は、一度表面で失敗してしまったら最期、戻るべき原点(WHY)を知りません。つまり、失敗してしまったら、次どこに踏み出せばいいかわからないのです。

 

確固たるWHYを軸にしている人は、そこを中心にしてどこへでも行くことができます。そしてそこに軸を据えている限り、どの方向に踏み出そうとも、それに伴うHOWやWHATは、自分の根本の目的に沿ったものです。

しかし、表面のWHATばかりをウロウロしている人は、ずっと目的地につくことはできません。ただただ、自分の周りに現れては消える「うまくいきそうなノウハウ」を追いかけることだけで時間が過ぎていきます。

 

だから、英語学習においては、WHYがしっかりしている人は確実に成果を出してきます。逆にWHYが定まっていないままWHATばかりを追い求めている人は、1年経っても2年経っても、もっといい勉強方法(WHAT)を探し続けています。

繰り返しにはなりますが、WHYを知らないまま英語を勉強するということは、目的も知らないでただ石を淡々と運ぶ作業をすることと、なんら変わりありません。自分がその石を運んで何を作ろうとしてるのか、それをまずは知るべきなのではないでしょうか。

 

何からやればいいですか?は違う

 

英語は何を勉強すればいいですか?
英語をどれくらい勉強すればいいんですか?

 

私はよくこんな質問を受けることがあります。しかし、これまでのことを考えるのなら、少しそれとは違ったことに目を向けるべきだと気づきます。

英語学習をする人が、そもそもまず考えるべきことは、「あなたはなぜ英語をやりたいのか」ということです。何故なら、この中心(WHY)さえ決まってしまえば、それに付随するもの(WHAT)は自ずと答えが見えてくるからです。

 

なぜ英語がやりたいのかがわかれば、そのためにはどれくらいの英語力が必要かがわかります。そしてそれがわかれば、英語を指導する立場の人間は、あなたの現状を分析して、足りない部分を補う勉強方法を提案できるでしょう。

しかし、その一番コアになる部分については、他の誰かがあなたに教えてあげることはできません。ましてや、他の誰かに答えを求めるべきものでもありません。なぜなら、「何故英語をやるのか」は、あなたが自分自身と向き合って初めてわかるものだからです。