英単語は、リアリティを持たせて覚える(1)

まず、みなさんが英単語の学習をする前に、知っておいてほしいことが1つあります。

それは、英単語を効果的に覚えるために必要なことは、「英単語にリアリティを持たせること」だということです。

 

英単語学習は、ただの単調な反復作業ではありません。

英単語学習は、一つひとつの言葉を、いろんな角度から見て、より深く知っていくことです。覚えようとするのではなく、気付いたら当たり前のように知っていた、という感覚に近いかもしれません。

英単語を覚えるのは、日本語と英語のセットを機械的に覚えていくことではありません。英単語にリアルさを追求する過程です。

 

英単語を鮮明に記憶に残すに大切なのは、ビジュアル化です。

百聞は一見にしかず。どんなに和訳を見ても、どんなに詳しい単語の解説を読んでも、1枚の写真を見たときのインパクトには敵いません。

 

じゃあどうすればいいのか?

ここでは、「イメージとリンクさせる」という点について、僕が実践しているやり方をご紹介します。

 

ネットの画像検索で、英単語を的確に表すイメージをつかむ

 

まず一番簡単なやり方は、気になる英単語をネットで画像検索してみること。

高い確率で(100%確実に…ではありませんが)その英単語の画像にヒットします。英単語のイメージを的確に掴むにはもってこいの方法です。

画像があれば、和訳だけではわかりにくかったものも一発で理解することができます。まさに、百聞は一見にしかずというわけです。しかも、ネットで検索をかければ、その英単語に関連する画像が数え切れないほど出てきますので、その単語に対するバランスのいいイメージをつかめます。

 

単語帳じゃできない、画像で学べる英単語アプリ

 

英単語アプリの中には、画像と組み合わせて英単語の習得をサポートしてくれるものがあります。僕の知っている範囲でご紹介するなら、例えば、iKnow! と memrize です。

(もし他にもいいアプリがありましたら、ぜひご連絡ください!)

 

これらのアプリは、画像を使いながら(もちろん音声も)、英単語の定着をサポートしてくれます。

Memrise は無料で、iKnow! は有料。やっぱり、iKnow!は有料なだけあって、完成度も高いなといった印象です。

DMM英会話を受講すると、iKnow!のサービスは無料で使えます。もちろん、iKnow!だけでも有料で使用することができます。

 

自分の知っている情景とリンクさせる

 

英単語を、自分の知ってる情景とリンクさせてみてください。例えば自分の思い出、自分の職場、自分の家族や友人などです。

この方法が有効なのも、やっぱり単語にリアリティを与えているからです。

自分が生き生きとイメージできるもの(つまり自分とは切っても切れない存在のもの)と、英単語をリンクさせることで、英単語が一気に色鮮やかなものになります。

 

今目の前にあるものとリンクさせる

 

“This is a pen.”

これだけの英文じゃ、無味乾燥ですよね。
意味はわかるけど、情景は頭の中に入ってきません。

でも、英語のテキストには、こんな例文が溢れています。

だからこそ、自分の眼の前の状況とリンクさせることが必要なんです。そうすれば、どんな英文だって、単調じゃなくなります。

 

例えばさっきの例文。

“This is a pen.”

これを実際にペンを握りしめながら声に出したらどうなるでしょう。自分の持ってるペンに意識を集中させて、“This is a pen.”と言えばそれだけでただの言葉だった英単語が一気にリアルなものになるはずです。

 

例えば英語を始めたばかりの人が、付箋に英単語を買いて、家中に貼り付ける(机には”desk”と書いた付箋を貼るみたいな)のは、まさにこのルールに則ったやり方なんです。

英単語というのは、ただのアルファベットの並びじゃありません。実際にものがあって、それにつけられた名前です。だから、名前とものを別々に覚えてはダメなんです。

 

動画を使って、流れの中で覚える

 

動画を使って英単語を覚える、これには映画やドラマはもちろん、Youtubeの動画や、最近はやりのTED Talks なんかも含んでいます。

 

動画を使った学習の最大のメリット、それは画像で覚えるより、はるかにリアルに英単語のイメージを取り込めることです。

ビジュアルの情報を超えて、この次の記事でもお話しする「感情」とも密接なリンクできるのが、動画での単語学習の効果です。

 

映画を見る、単語に出会う、調べる、そのプロセスを1周するだけで、単語帳とは比にならないほどの定着力があります

でも、動画を使った英単語学習が、いつも完璧ってわけじゃありません。1回で覚えてしまうほどインパクトの強いものもあれば、何回も復習しなければいけないものもあります。

(要はその単語によってリアリティの具合がまったく違ってくるということです。その点に関しては、どんな単語学習でも一緒ですね。)

 

まとめ

 

さて、ここまで「イメージとリンクさせる」という切り口から英単語学習についてお話ししてきましたが、次の記事では、「感情とリンクさせる」という視点でお話ししていこうと思います。